知りたい!アパートとマンションの違い

実は、アパートとマンションの違いに法的な規定などはありません。
その建物の大家さんが"アパート"と言えば、アパートになり、"マンション"と言えば、マンションになります。

しかし、私たちのイメージとして、アパートは木造で家賃も安くて、
マンションは鉄筋コンクリートで、アパートに比べて家賃が高いというのがありますよね。

歴史的背景~アパートとマンションの違い

アパートは、「apartment house」に由来します。
共同住宅という意味で、同じ建物に複数の居住スペースがあり、入口や階段などの施設を共用して利用します。

日本では、第二次世界大戦中の空襲で、都市部では住宅が大量に失われました。
戦後、住居を大量に供給する必要があり、質の低い住宅が大量に建築されました。
このような戦後の住宅事情もあり、アパートは木造で施設共同の狭い共同住宅であるというイメージが
定着してしまいました。

その後、1950年代から高度経済成長期に入り、人口が都市部に集中し、住宅難という問題が深刻化しました。
住宅を大量に供給するために、1955年に日本住宅公団が設立され、
アパートや団地が日本のあちこちに建設されるようになりました。

これまでの集合住宅は公的な賃貸住宅だったのですが、
1960年代に入り、民間企業によっても中・高層アパートが建設されるようになりました。
これらは、公営住宅と区別するために、
英語の「mansion(大邸宅)」を借用し、民間住宅を"マンション"と呼ぶようになりました。

マンションは、高級感や現代的イメージを出すために用いられたことから、
アパートよりも高層で高級な共同住宅というイメージになりました。

不動産会社による区別

不動産会社では、入居者募集や広告のこともあり、「アパート」と「マンション」を区分けしています。

アパート
主に木造や軽量鉄骨造といった構造の建物になります。
防音性はマンション構造に劣りますが、
最近の建物は防音や設備に配慮した物件が多く供給されています。

全般的に世帯数が少なく、2階建てまでの建物だと言われていますが、
木造や軽量鉄骨造でも3階建ての建物もあります。

マンション
主に鉄骨(S)、鉄筋コンクリート(RC)、鉄骨鉄筋コンクリート(SRC)造の建物になります。
グレード的にはSRC造が最高ですが、建築費用が高額になってしまうことから
賃貸物件に用いられることは希です。

マンション構造はアパートよりも防音性に優れ、耐震・耐火・耐久性がよいとされています。
構造上、気密性が高いため、結露が発生しやすくなるので注意が必要です。
角部屋の場合は、外壁側の室内壁に結露が発生しやすいので、
家具は壁から少し離れて設置するようにしましょう。

世帯数はアパートに比べて多くなり、
管理費もアパートより高めの場合が多いです。

シェアハウス~アパートとマンションの違い

シェアハウスは共同生活スタイルの賃貸のことで、
賃貸アパートやマンションでの一人暮らし同様、身の回りは各自が準備や管理をすることが前提となります。
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